県精連 地活部会
活動の様子

「私たちの仕事を言葉にしよう。 安心できる居場所、地域活動支援センター」
日時:2017年6月30日(金)
16:30~18:30
場所:かながわ県民活動サポートセンター
711会議室
参加総数23名

平成29年6月30日の金曜日。かながわ県民サポートセンターにて「私たちの仕事を言葉にしよう。安心できる居場所、地域活動支援センター」と題してみんなで共感できる要望書の作成に取り組むための事業を開催しました。

当日は2部構成にわかれ、前半に話題提供として青い麦の家の永野玲子氏をお招きし、地域作業所設立の歴史を発表していただきました。そして後半には各地域の実態や特徴を共有し熱い議論を交わしました。「やっぱり地活って大事だよね」と思えるキーワードを探し、グループワークを行うことができました。

第1部

話題提供 地域作業所はこうして生まれた ~地域作業所の歴史を知る~
青い麦の家 永野玲子氏

今回、話題提供として永野氏にご自身が長年携わってこられた地域作業所発足の歴史を話していただきました。当時の精神障がい者への理解、住民の精神障がい者の地域活動に対する考え方には大変厳しいものがある一方で、協力者や理解者となる人々が少しずつ増えてきた経過やどのようにして精神保健福祉の活動を続けてこられたのかを知ることができました。

草分けの時代、制度の基盤がまだ途上の時代に紡いだ「居場所の必要性」についての流れは、いまの時代になっても欠かすことのできない重要な社会資源だと感じさせられます。

参加された皆さまからは、発足当時の試行錯誤や苦労話に耳を傾けて頂き、それぞれが支援者として携わる現場のこれからの有り様について考える機会になったのではないかと思います。

第2部

地域活動支援センターの要望内容をまとめよう (グループワーク)

参加者、事務局と共にそれぞれの事業所のパンフレットを持ち寄って自己紹介と事業所の紹介をしました。

続いて、KJ法により、地域活動支援センターの要望書作成に向けた課題の抽出をおこない、各グループより話し合いの結果を発表しました。


話題提供をしてくださった永野様、そして参加し、様々な意見を出して下さった皆様、ありがとうございました。また次回の企画でお会いできるのを楽しみにしております!