4団体交流研修会
平成29年度
活動報告

4団体交流研修会

地域交流研修事業

特定非営利活動法人横浜市精神障害者地域生活支援連合会、川崎市精神障害者地域生活推進連合会、神奈川県精神保健福祉士協会との交流を図り、共同事業の推進に努めた。

今年度は、他関係団体との共催による企画を実施し、団体交流の広がりを得ることができた。

事業内容

シンポジウム
「これでいいのか?医療との連携 ~お互いの強み,発揮しましょう~」開催

開催趣旨

日頃の支援において,医療との連携で悩むことはありませんか?見えるようで見えない「医療と地域との壁」。

本研修では,その壁を取り除くべく,医療との連携について考えていきます。お互いの見えない部分,そしてお互いのニーズを理解することによって,「互いの強みを発揮し合える関係」を築いていければ,それは利用者さんのより良い支援へ還元されることでしょう。医師や地域の様々な分野で活躍するシンポジストの方々から実践を聞き,グループ交流などを通じて体験や理解を深めます。そして,日頃支援に携わっている参加者の皆さんで,意見交換・交流を図っていきたいと思います。

今一度,「医療との連携」を一緒に考えてみませんか?

開催内容

事業名 テーマ「これでいいのか?医療との連携」~お互いの強み,発揮しましょう~
開催日時 2017年12月8日(金) 13:00~16:30
会場 横浜市健康福祉総合センター8F大会議室 / 横浜市中区桜木町1-1
主催
  • 神奈川県精神障害者地域生活支援四団体交流研修会実行委員会
    • 川崎市精神障害者地域生活推進連合会
    • (NPO)横浜市精神障害者地域生活支援連合会
    • (NPO)神奈川県精神障害者地域生活支援団体連合会
    • 神奈川県精神保健福祉士協会
参加者 62名(主催団体事業所職員・関係者)
内容

総合司会

坂本 拓 (横浜市精神障害者地域生活支援連合会)

■『基調講演』
テーマ 「医療と地域連携について
~医師の視点から~ 」

*講師:白石 弘巳 先生
 (東洋大学ライフデザイン学部教授/精神科医師)

■『実践報告会』
テーマ 「これでいいのか?医療との連携 ~お互いの強み,発揮しましょう~」

  • *コメンテーター*

    白石 弘巳 先生

  • *報告者*
    • 三瓶 芙美 氏
      (福井記念病院 地域連携室 /三浦市)
    • 山口 明美 氏
      (地域活動支援センター ファミール /綾瀬市)
    • 藤井 恵美子 氏
      (共同生活援助事業所ふらっと /川崎市)
    • 望月 明広 氏
      (横浜市神奈川区生活支援センター /横浜市)

■『グループ交流』

四団体交流研修会実行委員会議開催

日時 会場 内容 主席数
第1回 7月4日(水)
18:30~21:00
横浜市精連事務局
  • 各団体状況報告
  • 交流研修会企画検討
5
第2回 9月5日(火)
18:30~21:00
横浜市精連事務局
  • 交流研修会企画検討
7
第3回 10月3日(火)
19:00~20:30
横浜市精連事務局
  • 交流研修会企画検討
9
第4回 11月7日(火)
19:00~20:30
横浜市精連事務局
  • 交流研修会細部打合せ
  • 実践報告者と顔合わせ
  • 当日タイムスケジュール等
8
シンポジウム 12月17日(日)
13:00~16:30
横浜市健康福祉
総合センター
8F大会議室
横浜市中区
桜木町1-1
  • 開催前打合せ
  • 会場設営
  • 資料準備等 片づけ
8
第5回 2018年
2月27日(火)
18:30~20:00
横浜市精連事務局
  • 交流研修会反省会
  • 次年度交流研修会について
8

会計報告

収入の部

項目 執行額 備考
団体負担金 103,679
  • 県精連負担金  =42,528
  • 横浜市精連負担金=46,697
  • 川崎市精連負担金=14,454
合計 103,679

支出の部

項目 執行額 備考
講師謝礼 76,822 講師3万円・シンポジスト1万×4名 税含む
会場費 6,200 会場使用料 機材借用含み
印刷費チラシ 14,850 資料100冊
講師お茶代 5,375 講師・実践報告者弁当代・お茶代・水代
予備費 432 振込料
合計 103,679

総括と提言

団体代表者会議を7月に開催し、昨年度同じ3団体代表と神奈川県精神福祉士協会との共催で、4団体交流研修会を企画した。過去3年間、障害者総合支援法の中で、「これでいいのか?」をテーマで、日中系・居住系・相談と開催して来たので、今年度は「これでいいのか?医療との連携」をテーマに企画した。基調講演で白石弘巳先生に「医師の視点から~」語って頂き、実践報告会で、医療現場、地活、ホーム、相談の各現場から日頃の連携について報告していただき、後半グループ交流会の中で参加者の皆さんで意見交換会を行った。アンケートでは、概ね良かった意見が8割あり、次年度以降も「これでいいのか?」シリーズの意見も出ており、4団体で現状の課題をテーマで企画を検討して行きたいと、反省会で確認された。

(実行委員長:戸髙)