要望調査委員会
平成30年度
活動報告

今年度は神奈川県への要望活動、市町村補助調査事業を合わせて委員会活動を行った。

神奈川県への要望書では特にグループホームへの運営費補助事業の継続について重点を置いた。今回はグループホーム部会が行った事業所アンケートの結果を添付資料として要望書と一緒に県へ提出することができた。これによって要望を数字で表すことができたのは大きなことである。また、そのほかに地活部会からもアンケートの結果を添付、各部会にご協力いただいたことにより、より具体的な内容を提出することができた。

市町村補助事業調査では、例年通りの内容を基に、項目整理を行い政令市も含め県内33市町村からご回答をいただきとりまとめを行うことができた。

要望調査委員会

事業内容

  • 2019年度精神障がい者支援及び福祉財政施策に関する要望書作成及び提出
  • 2018年度神奈川県精神保健福祉に関する市町村補助事業調査。
    • 調査期間:11月8日~12月14日
    • 回収率100%(33市町村)

委員会開催及び活動

月 日 項目 場所 内容 参加人数
4/9
(火)
第1回委員会 藤沢おあしす 市町村補助事業調査・今年度の予定 9
5/22
(月)
第2回委員会 藤沢おあしす 要望項目アンケート・要望項目確認 8
6/26
(火)
第3回委員会 県民センター 自民党/公明党ヒアリング・要望項目担当決め 10
7/13
(火)
自民党
ヒヤリング
神奈川県庁
新庁者
平成31年度予算要望ヒアリング 5
7/31
(火)
公明党
ヒヤリング
神奈川県庁
新庁者
平成31年度予算要望ヒアリング 5
8/28
(月)
第5回委員会 県民センター 要望内容確認・ヒアリング報告・要望書提出について 10
9/21
(金)
要望書提出 神奈川県庁 2019年度要望書提出 2
10/4
(木)
第6回委員会 藤沢おあしす 要望書提出の報告・市町村補助事業調査 12
11/14
(木)
第7回委員会 県民センター 県障害福祉課より要望書回答・補助事業について 7
1/22
(火)
第8回委員会 県民センター 市町村補助事業調査まとめ 9
2/25
(月)
第9回委員会 県民センター 市町村補助事業集計及び今年度のまとめ 10

会計報告

収入の部

項目 予算額 決算額 備考
県精連事業費 350,000 350,000
委員活動費 80,000 80,000 委員活動費
(委員行動費
@1,000円)
事業活動費 27,000 270,000
合計 350,000 350,000

支出の部

項目 予算額 決算額 備考
委員活動費 80,000 81,000 委員活動費・
市町村補助事業調査費
事業費 270,000 191,512
会議費 5,000 7,980 会議室使用料
印刷製本 250,000 183,100 市町村補助事業調査報告書印刷丁合等
雑費 5,000 432 振込代・備品購入
小計 350,000 272,512
県精連へ返還 77,488
合計 350,000 350,000

総括

今年度は2年目ということもあり、前年度よりは委員も全体の流れが把握できており、円滑に予定通りに進んでいたと思う。

要望書に関しては、地活部会、グループホーム部会が行った県精連事業所のアンケート結果を添付資料として提出できたことは要望書を提出する際にも県へ現場の状況をより具体的に表すことができたと思う。

日にちのない中、各部会の方々に協力していただいたおかげで県からもとてもわかりやすいとの言葉をもらった。これからも何が困っているのかなど数字で表すなどの資料の必要性をつくづく感じた。

2年間要望調査委員会委員長を務めさせていただき、委員の皆さん、各部会の協力のもと事業所を取り巻く困難な問題、精神障がい者の生きづらさなど様々な勉強をさせていただいたことをこれからも自分の仕事に役立てていきたいと思う。

(要望調査委員長 羽根 由起江)

要望調査委員としての活動を通じ、多くの事を考えさせられる2年間になった。今年度は2年目ということもあり、要望書作成や市町村補助事業調査など比較的スムーズに進めることができました。

要望書作成では、どのように言語化すれば相手に伝わるかを意識しながら進めることで自分自身の勉強にもなりました。また、地活部会・ホーム部会からの要望ではデータ化した調査報告があり、今後の方向性を感じることができました。

市町村補助事業調査では、今年度の制度改正を含めた調査表を作成することで、色々な事にアンテナを張って活動していく必要性を強く感じることができ、来年度の活動に繋げて行けたらと思います。

この2年間委員長をはじめ委員の皆さんや各部会に助けられながら多くの事を学ぶことができました。本当にありがとうございました。

(麦の穂 曲本)

前任の方からバトンを受けて、1年間という短い時間でしたが、要望調査委員を務めさせていただきました。日常の業務からでは分からなかった地域格差の問題などを知ることができ、勉強になった1年でした。委員として何をしたら良いかが分からず、委員のみなさんには大変お世話になりました。ありがとうございました。

(仕事探しクラブ 宮崎)

2年間という短い期間でしたが、自分にとってとても勉強になった2年間でした。初めの年は分からないことが多く諸先輩方のフォローを受け四苦八苦しながらも、2年目からはより理解を深められ高と思います。要望項目では現場で実際に上がる生の声を聴くことができ、市町村調査では地域格差や取り巻く環境を知ることができました。当事者の声や、現場の声、生きたデータを会員に発信できるこの委員会で活動できとても良かったと感じています。

(かほんの丘 長坂知樹)

要望書についても皆さんにいろいろまとめてもらい助かりました、多々感謝をしています。要望書の内容も根気強く続けて出すことで変わって来ること。市町村調査ではビックリするほど地域により差があり、そこに住んでいる障がい者の方の不便さを感じました、この委員会でいろんな事を学びました。

2年間余り参加ができずに皆様にはご迷惑等をかけていたと思います。又いろいろ失礼な部分もあったかと思います、2年間ありがとうございました。

(レイクサイド津久井 村地)

2年間、要望調査委員として活動させていただきました。最初の年はわからないことばかりでしたが、委員会メンバーの方々に丁寧に教えていただき、自分が担当した要望書と市町村調査が仕上がった時は、「できた!!」と、達成感を得ることができたことを覚えています。

要望書では「精神障がいの方々の交通運賃割引制度について」と「精神障がいの方々のヘルパー養成研修の継続と拡大について」の項目について担当いたしましたが、2年目には障がい者に対する航空旅客運賃の割引制度が適用されたことも大変印象に残っております。委員会の皆様、2年間お世話になりました。

(就労継続支援B型事業所つばさ 松原)

2年間、要望調査委員として活動させて頂きました。

要望書作成や補助事業調査のとりまとめをする際に、自分の興味のある分野や市町村を担当させて頂き、調べていくうちにどんどん知識が増えていくのが、とても楽しく感じました。

この貴重な体験をさせてくれた作業所や事務局と各委員の方々には感謝の気持ちでいっぱいです。

これからも、感謝の気持ちを忘れずに精進していく所存です。2年間ありがとうございました。

(大根工芸 内藤)

1期目は途中からでしたが、2期(約4年)要望調査委員に所属させていただきました。

皆さんの話している内容が全く分からないところから始まり、お役に立てない状況はいまだに変わりありませんが、私にとっては、ありがたい学びの場所となりました。

要望書の提出をはじめ、当事者の方のアンケートなど大切なことは、継続して行う事に意義があるのだと感じました。ありがとうございました。

(パインナッツ 佐藤)